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中学3年生のピアノレッスンの様子

↑ドビュッシー「月の光」ヘンレ版
こんにちは!
横浜市南区蒔田 あきもとピアノ教室のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

先日の中学3年生Kちゃんのレッスンの様子です。

Kちゃんが私のピアノレッスンを受け約6年になります。

同じ頃に入会したお友達の勧めで来てくれました。

ブログにこんな事を正直に書いていいのかとも思いますが、2人とも前のピアノ教室ではサーカスの猿かというような扱いを受けていた(゚o゚;

とのお母様方からのお話でした。

ピアノ発表会は強制で、発表会1ヶ月前から毎日通わされたとの事。弾いても弾いてもミスを指摘され、とにかく超高速な演奏でした。

Kちゃんは、何も分からないで通っていて心底嫌だったようでした。

お母さんも、ピアノが分からず、こういうものなのかと思っていたようです。

最初小学4年の頃に体験に来たKちゃんは、1度も言葉を発する事なく、ニコリともしませんでした。

どうなるのかこの子は・・とかなり私の中では心配なお子さんでしたが

何ともう中3になり、驚く事にこの2年間はずっとオンラインレッスンを希望しています。

Kちゃんはマイペースなので、その時に応じた楽譜を選んできました。

ハノン、ツェルニーは併用しながら時々ポピュラーを弾いたりゆっくり進めて来ました。

先月、弾きたい曲がありますと連絡があり

ドビュッシーの「月の光」でした。

私が大学時代弾いていた楽譜が写真の物で、Kちゃんはフラット無しのわりと簡単な楽譜を選びレッスンをしています。

お子さんひとり一人に合わせたレッスンとは、その子の様子や成長に合わせてこんな感じで進めています。

ブルグミュラーを終わっていないから、とかソナチネもやっていないから という価値観は私にはありません。

今この子が弾きたいと言う曲があり、様子を見て努力していて弾けるなと判断すれば否定せず一緒に進めています。

逆パターンもありますよ。

レッスン態度が酷すぎて、話も聞かず練習しないお子さんには弾きたいと言ってきた曲もまずピアノレッスンがきちんと受けられるようになりましょうとお話します。