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合唱の伴奏を頼まれた中学3年生

こんにちは!
横浜市南区蒔田 あきもとピアノ教室のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

中学3年生のKちゃんは、小学4年から他のピアノ教室より移ってきました。

その頃、ブルグミュラーを弾いていましたが演奏は楽譜を鍵盤に写したかのような

音楽表現が抜け落ちた感のある演奏状態でした。

弾きたいという曲も取り入れながら、もう中3になっていました。

コロナ禍で暫く合唱コンクールは控えていたらしい南中学では、今年は行うようで

最初、塾が忙しいKちゃんは伴奏の立候補もせず断っていたようです。

しかしクラスに何人もピアノを弾ける子はいないので、先生に頼まれてしまった様子で

楽譜を持って来たのが先週の月曜日でした・・・

楽譜を見ただけで、これはまずいと思わなかったのか?Kちゃんはのんびりと「先生が10月までに仕上がればいいと言ってます」

と言っており、弾いてみた所、とんでもなく難易度が高い曲でした( *_* )

ご興味のある方はYouTubeで「青鷺 合唱」や「青鷺 合唱 ピアノ」で検索してみてください。

私の息子も中学まで公立だったので分かるのですが、本当に公立中学校はハードです。

学校の成績も良くなければいけない、塾も忙しい、中3の夏まで部活がある

そこに英検や模試など、ある程度大人が一緒に時間管理をしてあげなければ倒れてしまいます。

そんななか、ピアノ演奏も追加されたKちゃん。

楽譜も夏休みにもらうのではなく、もう少し早く出来ないのか?毎年思います。

難易度として、ソナチネとショパンのエチュードが混ざった感じ というと何となく大変さが伝わるでしょうか?

時間がない中、1日2時間は練習してもらっています。

大変ですが、伴奏はクラスの皆に迷惑かけられない緊張感と、本番舞台で指揮者や声に合わせて弾くバランス感覚も求められるので9月にはある程度出来ていないとまずい、と私は考えています。

本当に中学生、高校生は大変だなぁと思います。