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ピアノの練習 スタッカート

こんにちは♪
横浜市南区蒔田 あきもとピアノ教室のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

先日の小学四年生のレッスンで、スタッカートの曲を大変苦労して弾いていたのでスタッカートについてお話します。

音楽の授業で聞くこともあると思いますが、ピアノを習うのにあたり

何故多くの先生がキーボードだと困ると考えるのかというと

ピアノ演奏の弾き方に、音を短く切るスタッカート

切らないで繋がるように滑らかな表現をする

スラーやレガート

という表現の仕方があるからです。

キーボードは鍵盤の構造が違うので、こういう表現ができず、音の強弱もつけられません。

レッスンでスタッカートに苦労していたお子さんは最初から電子ピアノを用意してくださったのですが

右手はスタッカート、左手は普通に

という演奏の仕方が左手もつられてしまって、家での練習も大変だったようでした。

このリズム感と、右手、左手が違う動きというのも

できれば年齢の低い時点で練習ができていると良いのです。

お子さんの性格が、家でもコツコツと練習できるタイプだと良いのですが

小学校高学年で習い始めて、こういう場面でつまずいてしまい

あまりコツコツと練習しないタイプのお子さんですと、諦めてしまう確率が高い と考えてしまいます。

だからピアノを習うには最初はキーボードでもいいですが、なるべく早めに木製鍵盤の物をご用意お願いしたいのです。

せっかくお子さんが弾けるようになりたい、と来てもらっても躓くところが最初から増えてしまうと継続が難しいケースがあるのです。